Thursday, 9 December 2004

Am I rubbish?

恋人に捨てられた。
涙があふれ出て止まらない。

訳のわからぬまま一方的に捨てられた。相手は何も言うことなくフェードアウト。
何が訳わからないって、別れたいなら別れたいと言ってくれたら良かったのに。
きちんと振られる方がまだショックは少なかった。
音信不通になれば諦めるだろうって、自然消滅状態を作り出そうとしてる
相手の魂胆に気づいたとき、すごく悲しかった。
付き合うときは二人の同意なのに、一人で勝手に別れを決めちゃうだなんて。
どんな言葉でも構わないから、一言が欲しかった。
俺のこと嫌いになったでも、他の男を好きになったでも、何でも良かった。

もはや終わってしまった今だけど、今でも答えを知りたいと強く思っている。
何で俺がこんな理不尽な仕打ちをうけねばならないのか、俺がいったい何を
したというのかと納得できない部分があるからだ。

そもそも恋愛って自分勝手なもんで。
自分が相手を嫌いになったら、もう相手が傷つこうがなんだろうが構わない。
相手の何もかもが嫌になる。それが恋愛。

「自分の気持ちがわからなくなった」
君はそう言った。それが俺の苦悩の日々が始まりだった。

本当はこの時にこうなるような気がしていた。
でも、認めたくなかったんだろう、ちょっとくらい間が開いても、
元に戻れるんだって信じてた。

でも、メールしても電話しても相手からはなんらレスポンスはなし。
音信不通状態が続くと、さすがに自分の置かれた状況が怖くなってきた。

あぁ、もうダメなんだって思えば思うほど、今までの思い出がよみがえる。
今年の夏前に付き合って、この時期までだから短かった。
短かったからこそ、今まで重ねたデートや思い出が鮮明に思い浮かぶ。
付き合いが続いている状態ならば、この上ない幸せだとか喜びだろうけど、
終わってしまった今となっては、リアルに思い出せるのはかえって酷だ。

思い出すその時は笑顔なんだけど、思い出したわけを考えたら
笑顔はどこへやら、楽しさは悲しみに覆い尽くされてしまう。

初めて二人が会ったのは成田空港だった。その子は成田の子じゃないのに、
わざわざ成田まで出迎えに来てくれた。留学先のニュージーランドから
日本に戻る飛行機が遅れてしまったのだけど、あの子は辛抱強く待ってた。
俺があの子を見つけるよりも早く、あの子が俺を夕方の人混みの中、見つけてくれた。

初めてのデートは新宿だった。
おそろいで携帯電話とペアリングを買ったね。
君の誕生日には富士山へ行ったよね。
クリスマスにはさ、君が行きたがってたディズニーシーのチケットも買ったし、
ホテルも予約してた。
君が大好きなダンボの大きな人形をプレゼントで渡すはずだった。
もっともっと二人で思い出を積み重ねてゆきたかった。

人を愛することと憎むことは表裏一体だ。
それはストーカーの例を挙げると納得できるだろう。
まぁ、理性が押しとどめるからストーカーにはならないとは思うが。

確かに理不尽なことされたから相手のことを憎いと思うこともある。
でも、愛した人だから、そうも簡単に割り切って憎めるもんでもない。
きっぱりと割り切って、気にならなくなればいいんだろうけど、
どれくらい時間かかるかな。本当に悔しいや。

今までのメールを消したって、
君の電話番号を消したって、
君がくれた物を捨てたって、
二人で撮った写真を捨てたって。

何したって。

二人過ごした時間の思い出はどうしたって消えないよ。


忘れる事なんて出来ない。

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