Wednesday, 16 February 2005

Justsystem vs 松下電器

あまりに唐突な出来事だったのでびっくり。ジャストシステムのワープロソフト「一太郎」とグラフィックソフト「花子」が、松下電器の特許権を侵害してるって事で、松下がこれらの製品の販売差し止めを求めていた訴訟で、東京地裁から松下の請求を認める判決が2月1日に下されました。

問題となったのは、一太郎と花子に搭載されているヘルプモード機能って奴です。マウスの絵と?マークによるボタンをクリックしてヘルプモードをオンにしておくと、マウスカーソルに合わせて各機能の説明文がバルーン内に表示されるんですね。裁判長曰く、ヘルプモードをオンにするボタンが「アイコン」だから松下の特許にあたるとのこと。

個人的には、こんな誰でも思いつきそうな絵ごときが、特許として裁判してまで守られねばならないのか、かなり疑問です。こんなもんで(販売中止にならなかったから良いものの)販売中止になってたら、日本のソフトウェアメーカーはまずます衰退しちゃいますよ。WindowsのAPIを使ってるだけなのにね。

初めて使ったワープロが一太郎でした。MS-DOSの三太郎の時代から使ってたこともあって、思い入れがあるのは確かだけど、国産ソフトの代表格でもある一太郎を応援してます。

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