Tuesday, 8 February 2005

Thesaurus

先日の続きだが、テレビや街で耳にした言葉を辞書で引いたり、ホストファミリーにたずねたりして、語彙は順調に増えていった。ところが、ある程度、言葉を覚えてくると「あ、この単語ってこういう意味なんだ。んじゃ、あれと同じ意味って事だな」と思うことが増えてきたのだ。また、英文を書いていて、自分の分には同じ単語ばかりが出がちなこともおかしいと感じてた。「そういや日本語だって、同じ意味だけど、ちがう言い方ってあるよな」と考えて、自分には類義語だの意味の似た言い回しだのが欠如していると気づいた。

ある日、ホストファミリーが一冊のペーパーブックを貸してくれた。表面には"Thesaurus"と書かれている。「なんじゃ、こりゃ?」と思いながら、中を読んでみると、またまた「なんじゃ、こりゃ?」である。文字は小さいし、やたら小難しい英文が書かれていたのであるが、すぐにこれは「似たような表現が載ってるんじゃんね」と気づいた。

「おぉ!」

俺が欲しかったのはこういう奴だ。てことで、翌日の放課後にまたまた本屋へ出かけた。Thesaurusの文字を頼りに、探してみる。辞書と同じで、ピンキリあって悩んだが、こいつを買うことにした。英英辞典がCollinsだったのと、類義語のみならず対義語も載っていたり、簡単な言葉の意味と例文もあったり、巻末の付録が充実していたのが、僕には至れり尽くせりに思えたからだ。

Collins new school Thesaurus


英語学習をされる方には、英英辞典とシーソラスが必須だと思う。英和辞典じゃダメなの?と思うだろうが、ダメって事はないと思う。ただ、英語を日本語に変換する際、全ての単語において、元々の単語が持つニュアンスを100%伝えられるわけではないと思う。その意味で英英辞典は英和辞典よりもベターなんである。英語を英語で説明される方が後々にも役立つと思うし。シーソラスは、先に述べたように、言い回しを豊富にするためである。日本語においても、同じ言葉ばかり多用するとなんだかなぁと思うように、英語でも同じ表現ばかりじゃスマートさにかけてしまうからだ。

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