Tuesday, 25 January 2005

戻れない道

by 平松愛理

この辺で車止めようって言うから
反対も出来ず黙って助手席降りた
無口な私に気づかない
あなたをこの人で良かったと今また思った

この角曲がれば昔の私がいた
前見て後ろへ手だけ振ったさよなら
ちぎれる想いに負けぬよう
歩き出す私を引き留めてと
あの人へ背中で泣いた

二度とは戻らないと誓ったこの道を
今行き過ぎてたどり着くの
あなたという戻れない道へ

あの頃あの人と観た映画のサントラ
追い越す車のFMから流れてる
切なさ殺すため蹴った石に
何故つられてなぞりだす無邪気な口笛

あの人と腕を組んで歩いた道で
残酷な偶然私を試しているの
分け合いないからこの気持ち
心にしまう分だけ
あなたを大切にして生きてゆく

百回の恋よりも一つの愛のため
選んだスタートが始まる
あなたという戻れない道へ

二度とは戻らないと誓ったこの道を
今行き過ぎてたどり着くの
あなたという戻れない道へ

いつかは懐かしさだけに変わる道は
チャペルへの道しるべになる
あなたという戻れない道へ
二度と引き返せない
あなたという戻れない道へ



"部屋とYシャツと私"でおなじみ、平松愛理の代表作ですね。これも結婚式で流したいです。「百回の恋よりも一つの愛のため」ってとこにすごく共感を覚えます。あれはいつでしたか、ミュージックステーションで彼女がこの歌を歌っていたんですね。歌っている途中に彼女が感極まって歌が中断したことを今でも覚えています。

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