Wednesday, 12 January 2005

会いたい

by 沢田知可子

ビルが見える教室で二人は机並べて
同じ月日を過ごした
少しの英語とバスケット
そして私はあなたと恋を覚えた

卒業しても私を子供あつかいしたよね
遠くへ行くなよと
半分笑って半分真顔で抱き寄せた

低い雲を広げた冬の夜
あなた夢のように死んでしまったの
今年も海へ行くって一杯映画も観るって
約束したじゃない あなた約束したじゃない
会いたい

波打ち際進んでは不意にあきらめて戻る
海辺をただ一人
怒りたいのか泣きたいのかわからずに歩いている

声をかける人をつい見つめる
彼があなただったら あなただったなら
強がる肩をつかんで馬鹿だなって叱って
優しくキスをして嘘だよって抱きしめていて
会いたい

遠くへ行くなと言って お願い一人にしないで
強く抱き締めて私の側で生きていて

今年も海へ行くって一杯映画も観るって
約束したじゃない あなた約束したじゃない
会いたい



沢田知可子と言えばこの曲ですよね。こんな体験をしたことはありませんが、この曲を聞く度に、その場面が頭に浮かびます。

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