Friday, 21 October 2005

ハレとケ

とある方から「ハレとケ」って何?という質問を頂いたので、さくっと解説してみたい。

漢字で書くと「晴れ」と「褻」になる。ケとは普段の場合とか日常という意味である。対して、晴れは「晴れ舞台」などに代表されるように、非日常だとか特別な場合を指す。

例えば初めてのお買い物なんかだと、最初のうちは新しい体験であるからハレになるのだが、だんだんそれが当たり前のことになってくるとケになる。そういう意味では結婚もそうですな。結婚式はまさに晴れ舞台。しかし、結婚生活が長くなるとそれはケに変わる。

それでも人間はハレを追い求める存在なんですよ。

6 comments:

  1. 確かに、人は一瞬の喜びでも求めてしまう。
    でも、それだけじゃいつまで経っても同じです。一瞬の喜びで満足しないで、自分の気持ち次第で世界観は変わるのだから。
    全く同じ日は来ません。日々何かが変わってるのですよ。
    それを発見して楽しさに変えて、そして成長して。
    毎日、何かしら人は前に進んでいると思います。

    ReplyDelete
  2. 深い・・・・
    日本語って言語だなぁってしみじみ・・・

    ReplyDelete
  3. それ、訛りかと思ったw
    楽天もやってくれたな(爆

    ReplyDelete
  4. >匿名さん

    ようこそ&ナイスな発言をありがとうございます。
    人がハレを求めるのは他にも理由があるんですよね。
    昔はハレ扱いだったのに、今は異なるということです。
    年末年始、特にお正月なんかそうじゃないでしょうか。

    現代において、おせち食べたり、三が日に対する意識が
    昔と変わらず同じかと言うとそうでもないかもしれません。

    ReplyDelete
  5. >mizさん

    そうですよね。日本語ってのは実に味わい深い。
    知的な好奇心をかきたててくれます。

    ReplyDelete
  6. >ぶちょーさん

    な、訛りって・・・(笑)
    僕にとって楽天はもう関係のない会社ですが
    やっぱり行く末の動向は気になりますね。
    どうなることやら。

    ReplyDelete