Friday, 20 January 2006

ブッシュクォリティ

またもやアメリカンジョークを。

訪英したブッシュ大統領は、サッチャー元首相と会談することとなった。
「マダム。あなたの成功の秘訣を是非お伺いしたいですな」
「それは優秀な人材を集めることかしら」鉄の女は言った。
「しかし、優秀かどうかを見分けるのが難しくはありませんか?」
「簡単なことよ」サッチャーは答えた。
彼女は、ブレア首相に電話した。
「こんにちは、トニー。ちょっとした質問に答えてくれるかしら」
「どんな質問でしょうか。マダム」
「あなたの父上と母上から生まれた子供で、あなたの兄弟でも姉妹でもない人は誰?」
「はっはっは」ブレア首相は笑った。「それは私です」

ブッシュは、ホワイトハウスに戻ると、さっそく、チェイニー大統領補佐官と
ラムズフェルド国防長官を呼び出して、例の質問をしてみた。
二人はしどろもどろとなり、緊急の用事を思い出したと言い、いったん下がった。
そして頭のいいパウエル国務長官を見つけて、例の質問をぶつけてみた。
即座にパウエルは「それは私だよ」と答えた。
二人は大統領執務室に戻り、こう言った。
「例のご質問ですが、それはパウエル国務長官ですな」
大統領はひどく落胆した。こんな連中がブレーンでは、次期大統領選は絶望だ。
「どうしようもないな。君たちは」大統領はため息をつきながら言った。
「そんなことも分からないのかね。まったく」
大統領は、二人の愚か者に答えを教えてやることにした。
「答えは、トニー・ブレアだよ」

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