2004年2月18日
今日はいよいよ待ちに待ったHayley Westenraのコンサートの日。わくわくしながらChristchurchのTownHallへと車を走らせた。ところで今日はHayleyファンの方とお会いすることにもなっている。TownHall入り口で待ち合わせていたのだが、ここにくるのが初めてだったので、幾つかある入り口の一つ、公園側の入り口で待っていた。ちょっと時間をもてあましていたのでぶらっと館内に入ってみたら、メインの入り口らしき場所を発見。移動してみたらタイミング良く、そこに*ohaさん登場。おぉ~、移動して良かったとか思ったり。
*ohaさん・・・Hayley Westrenra追っ掛け隊 in NZ!!の管理人さん
コンサートが始まる前に一緒に日本食レストランにて食事をして、いろいろとお話を聞かせて頂いた。初対面なのに熱~く語って頂いて、じっくりお話が聞けたので良かった。食事の後、一緒に会場に向かって、ちょっと買い物をば。*Programme(NZ$15)とPoster(NZ$8)。ポスターはどうしようかなと思ったけど、せっかくだから買ってみた。直筆と思われるサインが入っているし時間のあるときに綺麗に飾ってみよう。
*Programme&Poster・・・スキャナがあったらお見せできるのだけど、残念なり。ちなみにProgrammeはohaさんのサイトに画像が載ってます。
いよいよコンサートが始まった。出だしはHinewehiさん(Maori人の歌手)。あらら?バックにバンドがいないよ。いくら前座だからって、それはちょっとかわいそう。歌の方はもちろんMaori語なので何を歌ってるのかはわからない。*"Kotahitanga"だけは知ってたんだけどなぁ。ま、Maoriの歌らしくどれもメロディーが美しい。
*"Kotahitanga"・・・英語で言うと"Union"に相当するマオリ語。All Blacksのテーマソングだったような気がする。
そしてついにHayley登場。「ヘイリー!」と叫んでみた(頭の中で)。最初は"Pokarekare Ana"だった。これはMaoriのLove Songで、私のあなたへの愛は途絶えることなく、いつまでも・・・って歌です。
数曲を歌い終えた後、今度は別の歌手が。彼はBrandonさん。最初のMaori歌手同様、どういう感じなんだろうと思ったけど歌を聴いてびっくり。Hayleyとはまた違った耳への心地よさだ。曲順は前後するが、Hayleyとのデュエット、"All I Ask Of You"は良かった。
で、妹のSophie登場。歌のことを何もわからない素人の僕が言うのもなんだけど、Hayleyほどキャリアがないからなのだろうか、声がまだ幼いなぁと思った。齢も重ねていないし仕方ないかな。ゆくゆくは姉同様に洗練されていくんだろう。
休憩後の出だしはバックバンドによる演奏。Violinistの演奏が良かった。あんな楽しそうに楽器を演奏してる人は初めて見た。結構長く感じて、やっと終わったと思ったら「まだ終わりじゃないわよん♪」みたいな顔をして演奏を続けたり。面白い人だった。
しばらく歌は流れ、ついに出ましたよ、弟のIssac。おまいか、蜘蛛好きの少年は、とか思いながら。にこにこしててかわいい奴め。愛くるしいな。
で、最後はみんなで"Hine e Hine"を歌う。これまたMaoriの歌なのだが、子守歌なだけあって、穏やかなメロディーで気持ちいい。
Hayleyは、姉妹たちと歌うときは彼らの顔をのぞき込んで歌ってるのが印象的だった。兄弟のことを想う「優しいお姉ちゃん」って感じだ。歌うときも二階席に視線を移したり、ステージの端に移動してみたり。端から端まで歩いたりするのも良いんじゃない?と思ったが、それはHayleyのスタイルじゃないんだろう。
そしてついに。
あぁ、とうとう終わってしまった・・・。
なんてことはなく、アンコールで再登場。さぁ、何を歌うんだろう。
"Amazing Grace"
うん、有名な歌だな。んー、でも、これで終わりか。おぉ、また来ましたよ。
"Ave Maria"
え~、これで締めちゃうの?せっかくHayleyのコンサートに来たのに。チケット買うときにTicketekでトラブル発生してなかなかチケットが手元に来なくて苦労したのに。ヘルプデスクにも何度もメールしたのに。こんなんじゃ物足りないっ!と思ってたらまたまた来ましたよ、Hayleyが。
あ、このイントロ。
出た!そう、これ。これを聞きたかった。日本にいた頃、さんまの恋のから騒ぎを見ていて、なんかこの歌良いなぁと思って。いつも毎週オープニングで聞いていたにも関わらず、曲名が何かさえも知らなかった。で、HayleyのPureを購入して聞いて、あ、これってあれじゃん!と。
そう、"Wuthering Heights"!
Heathcliff, it's me, Cathy♪じっくり堪能しました。いやぁ、最後にこれが聞けて良かった。聴衆はスタンディングオベーション。僕も立ち上がり、拍手しながら「ヘイリー」とステージに向かって叫んだ(頭の中で)。こうして僕にとって初のHayleyのコンサートは幕を閉じた。
余談
Christchurch在住じゃないので、コンサートの後に車で家に帰ったのだが・・・。なんとも恐ろしい。New Zealandは郊外に出ると道路に街灯がなかったりするのだ。つまり灯りはほとんど車のヘッドライトだけ。ま、この国自体が田舎なもんで仕方ない。その上ハイウェイなのでスピード制限が100km。っても、みなさん100km以上でびゅんびゅんとばしてますが(笑)
これから、New Zealandに来る方は、日が落ちてからのドライブには気をつけましょう。事故に繋がってしまいますからね。ここはそういう国です。事故っても誰も気づいてくれないとかいうこともありますし。繰り返しますが、ここはそういう国です(笑)
Sunday, 28 November 2004
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