日本ではよく言われる「健全な魂は健全な肉体に宿る」ですが、誤っていることをご存じでしょうか?
元はローマのユウェナリスが詩の中で書いた"Anima sana in corpore sano."という一文です。これを英語に訳してみると"You ought to pray that be a mind healthy in a body healthy."となります。日本語だと「健全な魂は健全な肉体に宿ればいいなぁ・・・」になります。
つまり、「健全な魂は健全な肉体に宿る」のがいいんだろうけど、実際はそうも行かないよねと言う皮肉なのですよ、これ。
と、いうお話を会社の同僚としていました。ただ、「情けは人のためならず、巡り巡って我がため」でもそうですが、本来の意味とは異なった解釈がメジャーになってしまうことは往々にしてあります。元々の意味を知っている側がそれを言うと、まるでこっちが間違っているかのような雰囲気すら出ます。
言葉は生き物とはよく言われますが、言葉の意味さえ変わってしまうのはどうなんだろうなと思った一日でもありました。
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言葉は凶器!
ReplyDelete言葉の暴力で人は死ぬ。
そうですよね。
ReplyDeleteペンは剣より強し、なんて言葉もありますし。