ある日、ホストファミリーが一冊のペーパーブックを貸してくれた。表面には"Thesaurus"と書かれている。「なんじゃ、こりゃ?」と思いながら、中を読んでみると、またまた「なんじゃ、こりゃ?」である。文字は小さいし、やたら小難しい英文が書かれていたのであるが、すぐにこれは「似たような表現が載ってるんじゃんね」と気づいた。
「おぉ!」
俺が欲しかったのはこういう奴だ。てことで、翌日の放課後にまたまた本屋へ出かけた。Thesaurusの文字を頼りに、探してみる。辞書と同じで、ピンキリあって悩んだが、こいつを買うことにした。英英辞典がCollinsだったのと、類義語のみならず対義語も載っていたり、簡単な言葉の意味と例文もあったり、巻末の付録が充実していたのが、僕には至れり尽くせりに思えたからだ。
Collins new school Thesaurus

英語学習をされる方には、英英辞典とシーソラスが必須だと思う。英和辞典じゃダメなの?と思うだろうが、ダメって事はないと思う。ただ、英語を日本語に変換する際、全ての単語において、元々の単語が持つニュアンスを100%伝えられるわけではないと思う。その意味で英英辞典は英和辞典よりもベターなんである。英語を英語で説明される方が後々にも役立つと思うし。シーソラスは、先に述べたように、言い回しを豊富にするためである。日本語においても、同じ言葉ばかり多用するとなんだかなぁと思うように、英語でも同じ表現ばかりじゃスマートさにかけてしまうからだ。
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