心理学や精神分析学を習った者の端くれとして、たまには哲学的な話題もいいかな。
「人生における幸せって何だろう」
誰しも一度は考え、悩み、答えを見いだそうとした事のある疑問だろう。フロイト曰く、人生のおける幸せは快楽だそうだ。ふむ、そういう考え方もあるわな。一定の理解は示せるし、強ち間違いでもないだろう。
僕が思うに幸福は、チャレンジすることで生まれるんじゃないかなと。自分自身の人生に挑戦できるかどうか。人生とは選択の連続とよく言われるが、その通りだと思う。人は誰しも、未来向かって歩みを進めてゆく。そのとき、楽な方に進むも、困難な方を選ぶも良し。どっちを選んだから、意気地なしとかすごいとかいう事じゃない。大切なのは選ぶ自由があるって事だ。その事実を知った上で、選択を行使するなら、人生の幸福をゲットできると思う。たとえ困難を選んで、駄目だったとしても何ら恥じゃない。努力した上での失敗は恥ではなく勲章だ。むしろ、挑戦しなかったことの方が恥だ。
昔の僕は後悔することがとても多かった。その度に鏡を覗いては、そこに理想の自分を映し出させていた。でもふと我に返れば、そこに映るのはしょぼい己の姿。
- 現実の自分が、もしかしたらなれていた理想の自分を見る -嫌だね、もうそんな惨めなのって嫌だ。結局、幸せって何かに挑戦してやり遂げたとき、手に出来る。やり遂げるためには己の意思による選択、そして挑戦しようという精神が必要。