Thursday, 9 July 2009

ANAとJAL

2つのエアラインの資金調達なんですがね。

ANAは公募で1500億。
かたやJALは政府から1000億。

金融機関に公的資金が投入されたときでさえ
批判の嵐でしたが、単なる民間企業にとは
いったいどういうことでしょう。

ANAとJALは就航する海外路線の数も違うので、
JALがANAよりも世界不況の影響を受けたのには
一定の理解を示します。

が、JALは過去に支援を受けたにも関わらず
一向に赤字体質から脱却できていません。
給与だったりOBへの企業年金だったり、あるいは
労働組合だったり、要は高コスト体質なんです。

株価の低迷を見ればわかるように、市場は
JALに対しては冷めた目線しか注がれていません。
もはや抜本的な再構築を行わない限り
国による支援も焼け石に水のような気がします。


もう20年も前の話になりますが、海外の空港で
鶴マークを見ると誇らしく思えたものでした。
心にじーんと来たとでも言いましょうか。

ANAとともに日本の航空産業、あるいは世界で
通用する企業として復活して欲しいものです。
仮にもナショナルフラッグなんですからね。

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