Sunday, 15 June 2008

面接に正解なんてない

自分の勤め先で中途採用が終わって考えたことがあります。
(人事職の経験からくる主観がほとんどですが。)

面接は、自身のことを面接官にアピールする場ですが、
これを言えば間違いない!という正解はありません。

が、それを言っても意味がないというNGはあります。
自己PR編と志望動機編に分けて説明します。

【自己PR編】
よくあるのは、輝かしい(と思っているのだろう)
体験や経験を話したり履歴書に記載する応募者。
・生徒会長を務めました。
・国体で優勝しました。(まぁ、確かにすごいが)
・バイトでリーダー役でした。

私はこう言うのを聞く度にこう思います。
(同じように思う面接官もいるでしょう。)

(´・ω・`) だから何やのん?

これだけを言っても単なる自慢話で終わりです。
生徒会長?で、それをどう仕事に活かすの?
国体優勝?優勝するためにどう頑張ったの?
リーダー?リーダーシップをどう発揮したの?

面接官が重要視しているのは結果よりもプロセスです。
結果はたまたまそうだったのかもしれませんしね。
それよりも、そこに至るまでにどう考えたりだとか
どう苦労しただとか、そういう話を聞きたいと思います。

あと、自分を良く見せたいが為に誇張をする応募者。
ええ、その気持ちは私もよーく、わかります。
よしんばそんなことをして合格しても、入社後に
自分のスキルを超えた仕事と周囲からの期待という
プレッシャーで潰れてしまいますよ。

【志望動機編】
給料です!なんていう直接的な応募者には
幸運にも遭遇したことはありません(笑)

それはさておき、多いのは企業のウェブサイトにある
企業理念あたりの単語を盛り込んでくる応募者です。
・○○という御社の理念に共感しました。
・御社の○○という事業に興味があります。
こう言われた日には・・・

(´・ω・`) あっそ。

ウェブサイトを見てるなという点ではクリアですが
(当然のことなので加点対象にはなりませんよ。)
そのまま言われても、何とも思わないのですよ、これが。
共感した?そう思う何かがあったの?
興味がある?どうしてそう思ったの?

面接官が聞きたいのは「応募者の言葉」なんですよ。

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